青森県は、言わずとしれたりんご王国です。けれど、店頭に並ぶりっぱなりんご以外に、おいしさは変わらないけれど、ちょっとだけ傷ついたりんご、形が不格好なりんご、真っ赤になりきれなかったりんご等、ひとつひとつ丹精込めて育てられたのにも関わらず、店先に顔を出せないりんご達がたくさんあるのです。そんなりんご達を救いたい、もっとおいしくして皆様に食べてもらいたい、そこから干しりんご作りが始まりました。
手作業で皮をむき、カットしたりんごを栄養を壊さないように低い温度で時間をかけてゆっくり乾燥させ、ひとつひとつ丁寧に袋詰めします。
作業行程中のりんごの変色を防ぐために、薄い塩水につけていますが、その他添加物は使用しておりません。
干すことでぎゅっと凝縮されたりんごそのもののおいしさを味わうことができます。
品種の個性もより強くでますので、味の違いの食べ比べも楽しめます。
いつでもどんなときでも、袋を開けると、皮をむかずに、手軽にそのままりんごを食べることが出来ます。
休憩時間のおやつに、登山等の携行食に、非常時の保存食に、そして、食事を控えている方にもお勧めです。
柔らかく丁寧に干したりんご、見た目に派手さはないけれど、口に入れるとりんごのおいしさが広がり、噛めば噛むほど味が出る、飽きがこなくてついつい手が伸びる、そんな感覚を皆様も経験してみませんか。